シルバーコーヒーポットは、英オークションで600万ドルの新高値記録を目指す
こんばんは、パーカーです。今日は皆様にご報告です。イギリス製のコーヒーポットは600万ドルでアンティークシルバーのオークションで新高値記録を目指しているそうです。ぜひお読みください!
ロンドン・2013年5月22日(水)午前9時11分
(ロイター通信)18世紀の銀製ロココ調のコーヒーポットは、7月に行われるオークションで、これまでオークションで販売されてきたイングリッシュシルバーの最も貴重な作品となることが期待されると、オークションハウスのクリスティーズは言った。
1738年に作られた華やかなジョージ2世様式のポットは、有名シルバー職人のポール・ド・ララミー氏の作品で、最大の銀細工の一つでそれがロンドンで7月4日にオークションに行く際、450万ポンド(680万ドル、6.88億円)まで取得すると期待されていると、クリスティーズは水曜日に言った。
その価格に達成すると、2010年に250万ポンドで売られた18世紀の外交官トマス・ウェントワース氏が持った、銀のワインジャグを上回ることになる。
「彼(ララミー氏)はイングリッシュシルバーで最も有名な職人だ」と最終的にウェントワース氏の作品を買ったイギリス北部にあるテンプルニューサムハウス元学芸員のジェームズ・ローマックス氏が言った。
作品には、天使、コーヒーの木の枝、ライオンのマスク、貝殻やリーフ等、豪華なデザインで3本の足で作られた。ハンドルは、彫刻の木製です。
こちらのポットは、イギリスでのコーヒーの人気の上昇とフランスにおける迫害から英国に避難したプロテスタントのユグノー教徒(16–17世紀フランスのプロテスタント)のコミュニティを祝う豊富な歴史を持つ。
ララミー氏は、1703年に同じユグノー教徒のピエール・プラテルに弟子入りし、1711年には独立した。 6年後には彼は「王様のシルバースミス」として記述されていた。
当作品は18世紀に子難民として来英し、ロンドンでトレーダーとして成功した実業家で同じユグノー教徒のジョン・ルケンヌ氏に委嘱された。
ロンドンの最初のコーヒーハウスは1652年に開設された。市内の紳士クラブや、ロンドンの保険市場「ロイズ・オブ・ロンドン」などの金融機関の前駆体であった。
(文章=ポール・カスキアト、編集=ルース・ピッツフォード)
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