投資資産になるイスファハン製ペルシャ絨毯

こんにちは。パーカーです。

イランのイスファハン市は1979年に世界遺産として登録されました。NHKの「世界遺産ライブラリー」では、イスファハンについて以下のように語っています。

イスファハン市・チェヘルソトゥーン宮殿

イスファハン市・チェヘルソトゥーン宮殿

イラン高原の荒涼とした砂漠の中に、忽然と現れる緑の町、イスファハン。町を貫くザーヤンデルード川が、この町をオアシスとして発展させてきました。古くから東西交易の要衝だったイスファハンが、繁栄の頂点に達したのは17世紀。サファーヴィー朝第5代の国王、アッバース一世がここを首都に定めたのがきっかけでした。町の中心はイマーム広場。その周囲には巨大なバザールが広がり、世界中から人や富が集まりました。その繁栄ぶりは、「イスファハンは世界の半分」とまで称されるほどでした。

今でもイスファハンは観光地として有名で、世界からの人々は豊かな建築や文化財を観光しています。

ペルシャ絨毯の世界では、イスファハンは最も知られている絨毯の産地です。

イスファハン市・シェイクロトフォラーモスクの天井

イスファハン市・シェイクロトフォラーモスクの天井

近代のイスファハン市におくる絨毯産業は1920年代に、イギリスやアメリカ、西欧、北欧などの富裕層に輸出する為に開始されました。

1920年代と言えば、ロンドンやニューヨークは「黄金の20年代」と呼ばれる経済発展の中で、富裕層が世界から最高級のものを求めた時代でした。イスファハン市の絨毯産業はこの市場にニーズにぴったりな、シルクやコルクウールを使った最高級絨毯を作るようになり、大流行しました。

アンティーク絨毯のコレクターたちの観点から見ると、1920年代に創られた近代における初期のイスファハン市産の絨毯は後10年で「アンティーク」になる為、今は買い時だと思われます。

金や銀の延べ棒を買う人が増えていますが、価値の変動は激しく、とても不安定な資産です。ところが、アンティークのイスファハン絨毯は実際上、数に限りのある価値が上がる一方の投資資産です。

私は2009年にカナダにある某コレクターの倉庫に尋ねて初めて知りましたが、絨毯コレクターには最高級の絨毯を買い占め、自分の資産として倉庫に入れている方がいます。

もちろん倉庫に入れることができますが、私たちアレンアンティークスは「リビングでも飾れる資産」として提案しております。高級な絨毯は性質上、普段飾っても何百年も持つ強いように創られています。

金の延べ棒は経済人にとって良い投資になるかもしれませんが、経済人の中の文化人にとって、イスファハン絨毯はより安定性のある本物の投資資産です。

それに、金の延べ棒は盗難の心配で金庫を入れて普段楽しめないところ、イスファハン絨毯に投資すると毎日この豊かな風景を楽しめます。

アレンアンティークスのイスファハン絨毯

アレンアンティークスのイスファハン絨毯

アレンアンティークスは只今、イスファハン絨毯を積極的に仕入れています。サイズや色、デザインなどをご要望に合わせて探すことができますので、希望の方はぜひお問い合わせください。

アレンアンティークスの在庫絨毯一覧はこちらへ